昨日はかずくんに息子のお散歩を行ってもらいました。隣駅まで歩いて電車を見て、2時間近くのお出かけ。結構歩いたみたいでよく寝てくれました。
今日は駅まで息子と歩いてバスに乗って帰ってきただけ。でもあまり歩きたがらなかったし本人は満足してたからよかった。
土日はお出かけに悩む。公園も人がいっぱいいるしどこに行くにしても平日の方が空いてるから、早く平日にならないかなーといつも思う。笑
なんか子育て開始2年にしてようやくママである自分を葛藤なく受け入れられた気がする。
いや葛藤というほどでもないんだけど、「母親」という存在になって、それまでの自分のすべてが過去となって、自分のアイデンティティがわからなくなったことが怖かった、というか変な焦りみたいなものがあった。
私は積み上げてきたキャリアも戻る場所(会社)もないし、自分の人生を子育てに全振りできるほど子育てに向いてるとも思わないし…。
今までは自己責任で不摂生な生活をしてたわけだけど、子どもを育てるとなるとそうもいかなくなるでしょ。「正しく」生活せねばならない。息子が社会に適応できるように。自分の「普通」が息子の「普通」になる。世の中のすべてを自分を見て学んでいく無垢な存在って、プレッシャーだ。かずくんは、人生で本当に大事なことを教える人としては優れてると思うけど、生活習慣などに関しては壊滅的だから。笑
まぁ子育てについてはそこまで深刻に悩んでいない。不安はあるけど、やるしかないし、完璧を目指してるわけでもないし。
自分についてを考えてしまう。
思春期が終わる頃に「何者でもない自分」をなんとも思わなくなったけど、こうして社会から隔絶された生活を送っていると「自分で何かしたいなぁ」という気持ちが大きくなってくる。
まぁスキルもお金も人脈もないので今は何もできないんですけどね。
思えば人生を懸けるほど情熱を持って何かに取り組んだことが今までなくて。「好き」や「興味」を極めて専門性を持った人を心底尊敬する。そこまで情熱がなかったにしてもそれで身を立てた人も尊敬する。
「何もかも中途半端」
「何にも本気になれていない」
と20歳くらいの頃に男に言われたことがある。(それぞれ別の人から)
それは本当にその通りで、当時は「それの何がいけないの?ほどほどにやって楽しく過ごせるならそれでいいじゃん」とか思っていたけど、ずっと心の奥で引っかかってる。
かずくんに触発されて私も法律勉強してみるか!と行政書士の勉強を始めて何年も予備校に通ったりもしたけど、全然勉強しなかった。できなかった。周囲の人たち全員に高らかに宣言して、もう後には退けないっていう状況でも。(最終的に10点足りず不合格。言い訳できない環境の中でも勉強しなかったのでもはや突き抜けた感があり悔いはない)
ああ私って自分で頑張ろうと思ったことすら頑張れない人間なんだと、痛感した。
この先どうやって生きていこう、みんな立派に働いててすごいなぁ。
そういうことをぐるぐると考えてしまうのが私にとっての0-2歳児育児でした。
息子が喋るようになって、もう少し大きくなれば、こんなことを悶々と考える暇もきっとなくなるんだろうけど。
これ、直接会った人には言ってるんだけど、私いつか喫茶店をやりたいんです。
おばあちゃんになってもお店に立てる、自分のお店。
なんだかんだやっぱり接客業は好きだし、「何かを売って対価を受け取る」ていうシンプルな商売がわかりやすくて身の丈に合ってる。
喫茶店構想はこの1年半くらい考えてて、まだまだ練ってるところ。まぁただの夢だしね。笑
現実逃避と言われればそれまでだけど、いろいろと情報収集(中小機構の起業支援LINEサービスでアイデア添削してもらったり飲食店ドットコムやTempodasに登録したり飲食経営系の本を読んだり)してるとわりと実現できるんじゃないかと思えてくる。そもそも開業は誰でもできる。続けるのが難しいのであって。
そういうことを育児の合間に考えることでバランスとってるんだろうな。専業主婦向いてないと人からも言われるし自分でもそう思う。主婦スキルが低すぎて。笑
育児しながら今すぐ1人でできる仕事も検討したけど、物作りは不器用すぎて無理だしPCワークもできないとなると、やっぱり対人のお仕事がいいなとなる。自分の苦手を人並みにする努力より、自分が得意な(苦じゃない)分野を伸ばす方がいいってみんな言うでしょ。
私は全体をふわっと把握して客観的に物事を見ることと、目の前の相手の気持ちを考えること、はそこそこできると思う。ベストな対応ができるかというのはまた別スキルだけども。(それが大事なんだけども)
こうやって書くと、自分ってほんっと浅い人間やなーと思うけど、別に深くなくても、その分野の一流じゃなくても、何かを成すことはできるよね。やるかやらないかだけで。
まぁ生暖かい目で見守っててください。まずはカフェで働いて自分で開業資金を貯めるところから始めますので。(いつになるんだ)
というわけで、自分の今までと現状を受け入れることができて、自分なりの未来も描けて、やっと子育てしてる自分に違和感がなくなったわけです。
1日のほとんどを息子のことばかり考えて過ごす生活になると、人生の主役が自分から息子になってしまった感が強く、まぁそれでいいんだけども、でも自分の人生は自分が主役だし息子の人生は息子が歩むものだし…というね。これもママは通る道なのかな。
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