2歳児と伊豆稲取温泉@浜の湯

両親&2歳息子とサフィール踊り子で伊豆稲取駅へ!一泊二日の孫旅行です。(ちなみに駅はエレベーターがありません。ベビーカーは持ち上げて階段を使いました)

旅館の送迎もありましたがのんびり歩いて向かいます。途中、鯆霊供養塔というのがあり、鯆=イルカだそうでこのあたりは昔イルカ漁が盛んだったとか。こういうのを見ると旅館にちらほらあったイルカモチーフの意味もわかるので町歩きは楽しい。

軽く調べた限りでは欧米にはこういった動物の慰霊碑文化はないんだって。

とある研究では、欧米の昔話(童話)は人間が動物に変身する話はあるけどその逆の話は極端に少ない のに対して、日本では動物が人間になる話はとても多い。欧米では人間が動物になる際「魔法」が必要なのに対して、日本はごく自然に動物が人間に化けて出てくる。人間と動物の区分がハッキリしている欧米と、連続性を持って動物と関わっている日本。というのがあって、興味深いなぁと思いました。

だから「慰霊碑をつくろう」という考えになるんだろうね。日本の、神はひとりではなくたくさんいるしあらゆるものに宿るという考え方も好き。

導かれるようにたどり着いた稲取八幡神社。

八幡神社、たくさんあるけどいつも「はちまん?やはた?やわた?」となんて読むか悩みます。今調べたら、「地名はやわた、神社ははちまんと読むことが多い」そうで。とりあえずはちまん神社と思っておけばいいってことね。八幡さまについてはこの記事が普通に勉強になりました。

こちらの神社、すごく良いですね〜!まさに“この地の神様”といった風格で、一見よくある寂れた田舎の神社っぽい(失礼)のですがちゃんと神様いるし松の巨木が多くパワーがある。何も知らず訪れてもこの地域の人たちに愛されてるんだなと感じられる気が流れてる。

後から調べると、稲取地区の総鎮守社で弥生時代の遺跡が埋蔵されてたり源頼朝にゆかりがあったりと、やっぱりな〜!という感じ。

伊豆稲取は“雛のつるし飾り”というのが古くから風習としてあるらしいです。

このあたりの土地の気、とても落ち着くんだよな〜。受け入れられてる感じがあって。今すぐ住めそう。昔は流刑地だったから余所者の受け入れ態勢が土地に染み付いてるんかな?知らんけど。

そーーだっ!今思い出したけど私神津島にも行きたいんだった!もう内容は忘れちゃったけど、何年か前に夢に出てきたのよ。神津島なんてあるんかな?とググったらバッチリ伊豆諸島のひとつでビビったのを覚えてる。ちなみに神津島へは主に思想犯・政治犯が流されたそうで…。え、いよいよ私の前世、流刑者だったりする?

そんなこんなで到着。食べるお宿 浜の湯です。こちら泊まるのは2回目!むかーし、かずくんの誕生日お祝いで来たことがあります。

我が母のリクエスト「温泉/お部屋食/露天風呂付き部屋/海が目の前/伊勢海老食べたい」を満たし「そこそこの値段で泊まれて東京からアクセスの良い旅館」がここ以外ありませんでした。前回も良かったなということで、一応あれこれ探しはしましたが結局ここ一択ッッ!

今回は露天風呂付き客室Kタイプ(53㎡)

※大人3名(+子ども1名)のお値段。

ツインのベッドルームに

7.5帖の和室。

シャワールーム。

そしてこの露天風呂〜っ!!!海!!!

こちらは温泉ではなくシルキーバスという、スイッチを押すとミクロの泡が発生するお風呂です。小さな子どもには温泉よりお肌にやさしくていいかもね。

ちなみに最上階の大浴場(赤ちゃんOK)も素晴らしくて、夜中は星空がとっても綺麗に見えます。夕焼けも朝焼けも言わずもがな最高。

お茶とお菓子と仲居さんのご挨拶で旅館風情を感じます。息子にはぶどうジュースを出してくださいました。(秒で飲んだw)

ネスプレッソとミネラルウォーターもありました。これは嬉しい。

パウダールームにはそれぞれボトルのアメニティもありながら

ロクシタンのアメニティも。

子ども用の浴衣は90-100cmから用意がありました。素晴らしい。

そして眼前にはこの海っ!海なし県育ちなのでテンション上がります。

こちら“食べるお宿”と銘打っていて公式HPにも「昼食は軽めに」と書いてあるくらいなので、お食事はとにかく量が多いです。(と言っても食べきれないほどではない)

※小さい子どもがいるので食事は食べているペースに関わらず早めに出してくださいと事前にリクエストしました。

ビールは聞いた限りで4種類はあり黒ビールもあり豊富だった記憶。ここはやはり地ビールにしました。早く子の世話とか考えずに日本酒でぐでぐでになりたい。(マジでお酒弱くなった)

金目鯛ドーン

あわび〜

舟盛りっっ

お母さんの誕生日なのです!

というわけで追加で伊勢エビの鬼瓦焼きを注文しております。

お肉も出ます。

お食事&デザート

誕生日ケーキも追加で予約しておきました。お腹はち切れそう。

いや〜お腹いっぱい〜〜。お腹いっぱいって幸せだね!というのを感じられる夕食です。和食なのでそこまで胃もたれ感はない。

まぁお料理の質としては すんっごく美味しいっ!ミシュランいけるでっ!というわけではありませんが、旅館でいただく旅館らしいメニューとして気分が上がりながら楽しめるので総合点高めです。

何よりお部屋食が最高すぎて。前回の旅館は半個室のような食事処だったけど、比べものにならないくらいお部屋食の方が楽!!!子連れ外出の何が大変って、私の場合は圧倒的に食事。着席10分ほどで歩き回りたくなる息子をなだめ、交代で抱っこしながら、味なんてわからないくらいの勢いでかきこむ。せっかく素敵なお店に行っても、家でコンビニ弁当食べた方が精神的にも体力的にも楽だと思ってしまう。お部屋食 is GOD

お写真撮っていただきました。笑

↑先月で還暦を迎えたパパに贈ったTシャツ、「パジャマとして持ってきて!写真撮ろう!」と言っていた。

なんと!旅館からお祝いでいただきました!

乾杯がサマになってる息子。笑 (中身はもちろんりんごジュースです)

そして日の出。

最高の朝風呂です。

“食べるお宿”は朝ごはんも気合い入ってます。

舟盛りには…なんと息子の名前が。温かいメッセージが嬉しい!

浜の湯、今回も素敵な時間を過ごせました!

何も言ってなかったのにトイレにおむつ用ゴミ箱が設置されていたのと、大浴場のドライヤーがダイソンだったことも地味に嬉しかったです。

帰りもサフィール踊り子に乗りたかったのですが、列車の時刻が合わず…。ベビーカー2歳児&祖父母連れ・車ナシで伊豆稲取駅周辺で3時間以上も時間を潰すのは難しいので、熱海から新幹線で帰ることにしました。

熱海までは伊豆急リゾート21で向かいます。普通運賃で乗れる観光向け列車!時刻表を要チェックや!

キンメ電車です。(本当は黒船電車に乗ってみたかったけど休止中)

各車両で異なる市町のPRをしてるそう。たまたま乗ったのは下田市の号車でした。

かわいい電車!ボックスシート以外の海側シートは座席が海に向いていました。これは旅情が高まる。

熱海に到着。

熱海、チェックイン前組とチェックアウト後組が交錯するお昼どきだったからか、平日なのにめっちゃくちゃ人がいました。ディズニーランドかと思った。

もう完全にコロナ禍は過ぎ去ったようですね。

前回なんとなく買った熱海ばたーあんのばたーあんパンがかずくんに大ヒットしたためまた買って帰ります。

【↓公式サイトより引用】

かずくん、取り寄せてたからねwwwまぁ通販だとあんパンはなくて焼菓子のパンまんじゅうしかないのですが。

息子にはお土産屋さんでNゲージを買わされました。伊豆急行3000系アロハ電車。熱海に向かう途中ですれ違ったやつ。

今回もとても楽しい旅行でした!パパ、お母さん、ありがとう。

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